注文住宅を建てる上で深刻な問題にもなりえるのがシックハウス症候群です。
新居住宅の内装材や建材から発する化学物質によってアレルギー反応を起こすもので、日本に数百万人もの人々がシックハウス症候群に苦しんでいると言われています。
有害物質が空気中に溶け出し、それを人が吸い込むことによって異常をもたらし、頭痛、湿疹、倦怠感、目・鼻の痛み、めまい、喘息・呼吸困難などの症状を引き起こします。
有害物質の中でも塗料や接着剤に含まれるホルムアルデヒドは有名ですが、他にもトルエンやキシレンといった揮発性有機化合物も大きな原因になっています。
他にも木材の防腐剤やシロアリ駆除材なども原因の一つです。
最近になってシックハウスが大きな問題になってきたのは、最近の住宅の冷暖房効率を上げるための高い気密性によって、空気が滞ってしまっているのが一因となっています。
対策としては十分な換気と建材の選択が必要です。
1時間に5分程度の換気で汚染空気が室外に放出されるそうですが、それでも換気設備を常に稼働させておくことや、問題になる物質を含んでいない、もしくは少ない建材を選ぶこと、自然素材を選ぶことなどが重要です。